ニガくて難しいアクセス解析を、たっぷりのミルクでふわふわの贅沢ラテ的な仕上がりに

解析とクリエイティブのあるべき関係が見えてきた

ずっと、「効果測定」と「カイゼン」について考えてきたんですが、どうもしっくり来なかったんです。 が、満員電車の中ではたと思いついたので書き留めます。 この結論に僕はかなりショックを受けています。 解析ツールを解析し、分析力を分析して(西尾維新的に言えば支配力を支配して)以下のような考えに至りました。

そもそも効果測定は、全てが同じ軸にはない、というのが前提です。

たとえばリスティングの効果測定とカイゼンをするとして、その目的は「流入の効果は無駄なワードへの投資をなくして費用対効果を最適化すること」です。

ではリスティングの遷移先、ランディングページはどうでしょうか。 ランディングページの目的は「確実に目的地に遷移させること」です。

ではサイトはどうでしょう。サイトの目的は「サイトのファンを増やし、リピーター化し、売り上げにつなげること」です。

では売り上げにつながる入り口、資料請求とかのエントリーフォームはどうでしょう。 「離脱の減少と未入力率低減」です。

ここまで、ページと目的を並べてみて、ちょっと気づきました。 サイトの場合は「増加」なのに対し、フォームの目的は「減少」なんですね。

ということはポジティブ目標とネガティブ目標がある、ということ。 減少といっても、いい意味での減少です。ミス低減とかね。 解析を続けてカイゼンしていけば、無駄やミスの割合は減らすことができそうです。

まとめると、 「無駄なくお客さんを集め」 「モチベーションを高め」 「ファンになってもらい」 「確実に売り上げにつなげる」 という、各ページ=各ステップの目標を見てみて、はてさてと思いました。

ここから先は僕の勝手な思い込みによる仮説です: 数を減らさないのと、モチベーションを上げることが同義だとすれば、 ランディングページみたいに急にモチベーションを高められたものは急にさめる。対してサイトはじっくり高めるから冷めにくい? 解析がネガティブ目標に対するものだとすれば、ポジティブ目標を伸ばすのは、解析ではない、のか?

だとすると、 ユーザのモチベーションを高めるのは、 データじゃなくて

クリエイティブ?

じゃあ、クリエイティブは、最適化されないのか? 残るのか?

クリエイティブを解析とカイゼンによるサイクルによって全否定するつもりで分析してたのに、最後に必要性が残ったのがクリエイティブそのものだったことに凄いショックをうけています。

あるいは、俺がクリエイターだったから、そう思うに至ったんでしょうか。

結論

解析とクリエイティブの関係は、どちらか一方でのみ完成されるものじゃない、というのが結論です。 マイナス要素を解析して、カイゼンし、プラス要素になるものを分析から導きだしてクリエイティブで実装する。当たり前みたいですが、そもそも向いている方向が違うってことに、今さら気づきました。

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