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ga.utils.jsの使い方サンプルを紹介(2)考え方について

ga.utils.jsの使い方サンプルを紹介の続きです。

クッキーに基づいて出し分けなんて意味ねーよ。そんなことするんなら普通のA/Bテストツールとか使った方がいいじゃん。 って思う人もチラチラいると思うんですが、その言い訳になるエントリです。

えーと。確かにそうなんですが、A/Bテストツール(Google Website Optimizerとか)じゃなくて自力でやる意味として、2つ挙げられるかなと。

正反対の2パターンですが、こういう考え方はどうでしょう。

1.テストする前にセグメント分けができる

テストって、答えが分かってたらやる意味ないですよね。でも、まったく予想も立てられない状態だと何から手をつけていいか分からない。

たとえば期末テストで、テスト範囲が「中学入試から高校卒業までの全範囲、かつ全教科から出題される可能性あり」という国語のテストがあったら、国語のために微分積分を勉強すんのか、ということになります。現場はパニックですね。

話が飛びましたが、出し分けテスト(A/Bテスト)の場合は、AかBかで勝ちパターンが必ず存在します。だけど、そのパターンがすべてのユーザに100%当てはまるとは限らない。それに、10代女子と50代男性で同じA/Bテストをしても、答えは真っ二つかもしれない。だとすると、テスト対象をもうちょっと細かくセグメントするのが有効そうです。女子には女子向けの、おっさんにはおっさん向けのコンテンツで出し分けテストをする。そのためには、まず女子かおっさんかを判別する必要があると。

まあ、GAは統計情報なので性別判定なんて出来るわけないですが、たとえば...そうだな、「カボチャ」と「りんご ジュース」でそれぞれ検索してサイトに入ってきた人は、どうやら目的が違うかもしれない、という最初の仮説立てを、ここでは「テスト前のセグメント分け」として使ってます。検索がビッグワードなのか、スモールワードなのかでユーザ行動は違うかもしれない、とかね。

2.セグメントに対してリマーケティングできる

出し分けではなく、出し続けという考え方も出来ますね。

バナー広告の世界だと、いちどバナーを見た人には、ずっと同じバナー(商品)を出し続けると有効というセオリーがあります。たとえば「レクサス」のバナーをクリックした人はレクサスに興味がありそうです。でもその人に「ステップワゴン」のバナーを出しても見向きもされませんよね。それよりは「レクサスの素晴しさ」とか「カスタマイズ性」とか「ラグジュアリー」みたいな関連広告を出していくのが有効そうですよね。

なので、いちどセグメントを切ったらそのセグメントに対しての施策を打ち続ける、という考え方です。もちろん、施策の結果を見てみて、効果があれば続ければいいし、なさそうだったらセグメント切りなおしですね。

番外編

ブログだとあんまり意味無いかもしれませんが、携帯向けサービスやWebアプリなんかだと、「初めてのアクセスのユーザには広告を表示しない」というのが有効だと聞いたことがあります。

ただのリピーターじゃなくて頻繁にアクセスしてくれるリピーターには、広告を貼っていても不審に思われない。けど、初めての人に広告べたべただと嫌われる。そのへんを意識したり、新規ユーザには簡単モードで画面を表示させて、ヘビーユーザには上級モードで画面を出す。という使い方も考えられますね。

もちろん、ログインサイトだとそんなことはGAベースでやる必要なくて、ログイン情報をもとにやればいいんですが、超簡単に考えるならこうなるかな、という意味です。

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