ニガくて難しいアクセス解析を、たっぷりのミルクでふわふわの贅沢ラテ的な仕上がりに

Web解析HACKSを改めて読もうぜ!


2010年(去年)がWEB解析元年とか言われて、アクセス解析を仕事で扱う人が増えてきた印象があります。

ここから戯れ言です。長いです。→


最近のツールや雑誌を見れば、ROIとかCPA、CVR、KPIという専門用語が当たり前のように並んでますが、それを意味分かって使ってる人が増えてきたのもここ1,2年だと思ってます。また、そのためにはツールが必要だったり、手段としてのWeb制作は制作後の解析をもとにした分析が必要よねという認識も増えてきてます。
サイト制作が、制作屋メインの仕事じゃなくなって来て約1年、という印象です。
で、そんな中にいると新しい考え方や用語のキャッチアップが必要だわ、HTML5やらスマートフォンやらの技術的な対応も必要だわで、いろいろな知識がある人は増えたものの、それをどういかすのか、そもそもなんで解析するのか、という視点で語る場が減ってきてる気もします。
Google Analyticsの使い方やカスタマイズは、ブログネタとして話題に事欠かないし、知識欲を程よく満たしてくれるので楽しいんですが、それって解析屋の本筋じゃないなあ、と思うのです。
Photoshopも使いこなすのは難しいし、Illustratorもベジェで好き勝手描けるようになるには練習が必要です。でも、ツールはやっぱり目標を達成するための手段でしかないわけです。

「売り上げをあげたい」とか「お客さんを増やしたい」からスタートしてるはずなのに、「サイトをリニューアルしないといけない」とか「リスティング買ってツールで計測しないといけない」になって、「KPIを立ててCVRを計測してCPAを改善する」になって、やがて「KPIを立てるためにサイトにタグをいっぱい貼りました」みたいなことに満足して、挙句には「先月よりPVが○%増えました」「直帰率が減りました」で嬉しくなって、「直帰率を下げるにはどうするか」という目的に目がくらんでしまう。

→ここまで戯れ言でした。


で結局。
何が言いたいかというと、僕が2,3年(ほぼ)独学でやってきたアクセス解析や効率的な分析っていうのが、そもそも最初に読んだこの1冊ですべて語られていて、なおかつこの本は5年前(2006年)に書かれていて、今なお情報が色あせていない、ということです。
途中に出てくるコードがPerlだったりレガシーなJSだったりするけど、そこは別によくて(jQueryとPHPでやる場合のコードに書き換えてブログに書いたら受けがよさそうだけど)、ここで語られていることは「Webを計測する」という一点張りゆえにぶれていなくて、とことん本質をついているということです。
・アクセス解析担当1年目とかの人は、1回だけ通して読んで、そこから半年は開かないでください。
・1年以上仕事でやってきた人は、いまこそ読んでください。
・過去に読んだよ、という人は、もう一度読んでください。
・コードを書いて実行したよ、という人は、解析のことを忘れてツイッターでもやっててください。

ツールが使えるだけで仕事ができた気になってる僕らの鼻っ柱を、思い切りくじいてくれます。書いてあることはけっこうあっさりしてるけど、近視眼的になりやすい解析屋の視点を1段上げてくれるうえに、クールにしてくれます。
テクニックやツールばっかり追いかけてると、テクニック上手な新人にすぐ追い抜かれてしまいます。だから、本質を知って、語るべきだと思ってます。そのための、一冊です。

僕がこんなに本を推すことって基本的にないです。俺おかしいのかなあ、と一瞬思ったけど、運営堂さんも「とても役に立つ本でした」と書いてるから、たぶん役に立つんです。

これを半年に1回くらい読んで全体的に内容が古くなってきたと感じたら、そこが時代の変わり目なのかもなあ、と思ってます。多分そのとき僕は解析とかやってないと思います。


Web解析Hacks --オンラインビジネスで最大の効果をあげるテクニック & ツール
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