ニガくて難しいアクセス解析を、たっぷりのミルクでふわふわの贅沢ラテ的な仕上がりに

カテゴリ 06.マメ知識

Firefox9で追加されたnavigator.doNotTrackが広まるとどうなるか

Firefox4のリリースが2011/03/22、その9ヶ月後の2011/12/22にFirefox9がリリースされました。JSが早くなったとかCSS対応が増えたとかセキュリティだとか、よくあるリリースノートの中に「JavaScript を通じた Do Not Track 設定の確認 が可能になりました。」という一文がありました。
via. navigator.doNotTrack - Mozilla Developer Network

ブラウザでnavigator.doNotTrackが使えるようになるということ。JSのnavigatorオブジェクトっていうのはその名の通りブラウザそのもので、ほかにはnavigator.appNameやnavigator.appVersion、navigator.getlocationなどがあり、ブラウザの仕様や設定を取得できます。

現状、navigatorオブジェクトからDo Not Track情報(DNT)を取得できるのはFirefoxだけですが、IE9は既にDNTを搭載しているので、今後は使えるようになるかもしれません。
で、これが広まるとどうなるか? を考えてみました。

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アクセス解析すべき対象と見るべき指標が変わりつつある件

最近もやもや考えてたこと。

アクセス解析もなんだか一般化してきて「コンバージョン」をベースにKPIを立てて経過をモニタリングしていく、というのはもはや解析担当がやることじゃなくなってきてる気がします。

誰がやるかというと、ディレクターとか。企画を考える人が効果も考えるようになってきたのが要因で、それ自体は良いことですよね。 そうなると、解析担当はじゃあ何をやるべきか、っていうと、その解析作業やモニタリング/レポーティングを効率的かつ効果的に行えるように運用も設計すべき、だと思っています。 そのためのツール導入やセットアップやタグ設置、テスト、広告出すんならパラメータ管理とかも含めて「専門家じゃないとできないこと」をなくしていくこと、が大事だと思います。 まあ、そこまでは最近の解析屋さんならだいたいOKだと思うんですが、じゃあ解析屋はそれだけやってりゃいいのか? というと、そうじゃないですよね。

企画や技術が新しくなり続けてるんだから、それに対応する指標立てと効果の取り方は知っておかないといけないです。

スマホサイトの作り方や企画は知らなくても、スマホサイトで取得できるイベントや効果測定指標になりうる項目は何があるのか、を語れないといけないなあ、と思っています。

そう思ったとき、ちょっと整理するだけで、なんだかやることが増えているのに気づきました。この辺の情報をキャッチアップしておかないと、「あいつはタグを入れるだけの人だ」みたいに思われてしまいますよ。

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Firefox4やIE9で搭載された「Do Not Track」オプションとは何か?

Firefox4から、「環境設定>詳細」の中にひとつ、チェックボックスが増えました。「トラッキングの拒否をWebサイトに通知する」 とあります。これは広告業界やアクセス解析屋の間で半年くらい前からじわじわ話題になっていた「Do Not Track」という新機能です。
fx4 チェックをONにすると、以下のように、ブラウザのリクエストヘッダに「DNT」というパラメータが追加されいています。

do not track sample

do not track sample

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javascriptをHTMLコメントで不用意に囲うとおかしな挙動になる

HTMLコメントは通常「<;!--」ではじまり「-->」で終わるものです。IE3とか4の時代は、javascriptもこのコメントで囲わないと画面上に出てしまうというバグがあったようなんですが、今はそんなことはありません。
とはいえ、推奨されてるのはjavascriptをCDATAとして扱う、以下のスタイルです(XHTML準拠らしいですが主流になりつつある)。

<script type="text/javascript">
//<![CDATA[
document.write('hello world');
//]]>
</script>
※この例ではJS全体がCDATAセクションに入ってる、と読み取ってください。

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初めて知ったFirefoxの機能:ドットコム補完

さっき間違えて入力したつもりで初めて知ったんですが、Firefoxって自動的にドメイン名を補完するんですね。

何がいいたいかというと、「http://amazon.com」とか「http://twitter.com/」って、別に打つ必要なくって、「http://amazon/」だったり「http://twitter/」だったり「http://yahoo/」でアクセスできちゃいました。

「amazon/」でアクセスできるかを試してみた

手持ちのブラウザで試してみました。

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Website Optimizerにセキュリティ問題が発生

12/7、Googleからメールが来ていました。

ウェブサイト オプティマイザーにおける潜在的なセキュリティの問題についてお知らせいたします。ウェブサイト オプティマイザーの制御スクリプトの脆弱性を利用したクロス サイト スクリプティング(XSS)攻撃によって、お客様のサイトで悪意のあるコードが実行される可能性があることが判明しました。この攻撃が発生するのは、ウェブサイトまたはブラウザが既に別の攻撃を受けたことがある場合のみです。直ちに攻撃を受ける可能性は低いものの、サイトを保護するため対処していただくようお願いいたします。

バグ改修方法も書かれており、それを対策すれば問題ないとのこと。これから新規にテストを作る場合は修正済みコードが発行されるので気にしなくてもOKというわけです。

ただし、改修は導入済みのサイトには個別に入れる必要があるとのことです。(HTML側にいれた制御スクリプト自体の問題)

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GAの動作確認用Chrome拡張「ga_debug.js」

Google公式のGA用デバッグツールがリリースされています。 Chromeブラウザ専用ですが、GAの動作とかアカウントとかが簡単に確認できます。 ビーコンがちゃんと送信されているのかも分かります。

ga_debug.png

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強制クッキーという誤解と、真実はある条件下での3rd Party Cookieのこと

2年ほど前に流行った2chコピペブログで横行していた「強制クッキー」。 アフィリエイト先のページをiframeで読み込むことで、アフィリリンクをクリックしなくてもアフィリ対象になる(強制的にクッキーを食わされる)という手法だそうです。

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非同期トラッキングコードの標準化に伴い旧式コードも変更に

GAのトラッキングコードが2010年5月から非同期コードが標準になりました。

新型は現時点ではこんな感じ:

<script type="text/javascript">

  var _gaq = _gaq || [];
  _gaq.push(['_setAccount', 'UA-12345-6']);
  _gaq.push(['_trackPageview']);

  (function() {
    var ga = document.createElement('script'); ga.type = 'text/javascript'; ga.async = true;
    ga.src = ('https:' == document.location.protocol ? 'https://ssl' : 'http://www') + '.google-analytics.com/ga.js';
    var s = document.getElementsByTagName('script')[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s);
  })();

</script>

対して、旧式というのは具体的には、ga.jsを読み込んでpageTrackerを定義、_trackPageview()をコールするという方式でした。こんな感じ。↓

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Google Analyticsのオープンソース版(を目指す)piwik

piwik.jpg

Piwik というオープンソース(PHP+MySQL)のアクセス解析ツールがあって、GPLで使えるらしいんです。

Piwik aims to be an open source alternative to Google Analytics.

とうたっている通り、GAの代替を目指しているとのこと。

そんなもんべつにGAで良いじゃん、と思う人もあるでしょうけど、ブログのアクセス解析レベルじゃなくてビジネスで使う時は、けっこう「グーグルに我が社のサイト情報を保持されるのはイヤだ」というクライアントさんっていますよね。 そういうとき、自社でアクセス解析を持たないといけないなら、こいつは使えると思うんです。「Visitor」「Actions」「Referers」という指標で事足りるなら、ありかも。使い方はGAと同じで、指定のJavascriptコードを埋め込むだけです。 僕はGAをガッツリやってるのでこのツールは使わないですが、解析の仕組みを作る、という視点に興味があるので取り上げてみました。

デモはこちら

Flashチャートまで使って、なかなか見た目もいい感じ。GAのバージョンアップに伴い、Piwikもこまめにバージョンアップを続けているようです。

使うかどうかは置いといて、アクセス解析エンジニアなんてやっていると、ツールの特性を知りつくしたいと思うことが時々ありますよね。仕事がテンパってると、「ああもう、こうなったら俺が解析ツール作ったほうが早い!」みたいなアホなことも考えたりします。まぁ、作れる技術ないですけど。 でも、このPHPソースを見るなり、Web解析Hacksを読むなりすると、なんとなく世界の仕組みみたいのが分かったつもりになれます。

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Google Analytics チートシートを日本語に訳してみた

2010年04月の旧トラッキングコードの解説記事です。pageTrackerとかになってる部分は適宜読み替えるか、無視してね。

via:conversation marketing
海外でちょっと話題になったページみたい。
PDFでダウンロードできます。

コードを見てみた結果、解析系ブロガーがこれを記事にしない理由がわかりました。だって、基本的すぎて読む価値ないんだもん。そもそも、こういう記事に反応する人は解析ツール使ったことがあるだろうし、使ったことがない人が念のためブクマするには専門的すぎて使えないだろうし。
あ、チートシートってそんなもんだったりする?

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2010年初頭、Analyticsメソッドが地味に更新されてた(重要な部分が廃止/新規追加されてる)

Analyticsのメソッド一覧(GAapi)が更新されてました。

一番の衝撃は、これまでユーザ定義変数として広く使われていたsetVarメソッドが廃止になったこと。これは、かわりにsetCustomVarメソッドになりました。引数の使い方も変わりました。

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Google website optimizerでクリックをコンバージョンにする

Google website optimizer(GWO) は、使用にいくつかの制限があります。

  1. すべてのテストページが、同じ(サブ)ドメイン下にあること
  2. オリジナルページ、テストページ、コンバージョンページのURLが分かっていること
  3. オリジナルページ、テストページ、コンバージョンページにJSタグを入れられること

で、3は別に当たり前のことなんですが、実は1がけっこうクセモノだったりします。 なんでかっていうと、たとえばA/Bテストを実施したときに、リンク先(コンバージョンにしたいページ)が別ドメインってことはよくあると思うのです。

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Google AnalyticsのtrackEvent()でイベントを直接トラックできるようになったよ

非同期版(2010年最新のコード)での解説はこちら。


Google Analytics

僕が今までtrackPageviewをいかに突っ込んだ使い方でイベントをカウントするか、ずっと考えたり提案したりしてきたんですが、ついに公式でtrackEventが追加されました。
メソッド自体は昔からあったんですが、中身がなかったので、今までは「今後追加予定」って感じでごまかされていた部分です。

で、これは何かというと、ページ内のボタンクリックやインタラクションを直接カウントできるようになったということ。
早速、使い方はこんな感じ↓ もちろん、ページ内にga.jsを読み込んだ上でね。

_trackEvent(category, action, optional_label, optional_value)

category(必須):トラックしたいイベントのグループ名。

action(必須):こういう名前でカウントしたい、というインタラクション名。

label(オプション):イベントデータに追加するディメンション。

value(オプション):数値データをカウントするときはここに数字を入れる。

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PVをページビューじゃなくイベントカウントとして使うアクセス解析の提案

Analyticsであれ何であれ、アクセス解析ツールをもっと「解析結果を見る人にとってわかりやすい形」で使おうというコネタです。

通常、AnalyticsをHTMLに埋め込むときは

<script type="text/javascript">
var gaJsHost = (("https:" == document.location.protocol) ? "https://ssl." : "http://www.");
document.write(unescape("%3Cscript src='" + gaJsHost + "google-analytics.com/ga.js' type='text/javascript'%3E%3C/script%3E"));
</script>
<script type="text/javascript">
var pageTracker = _gat._getTracker("UA-XXXXXX-1");
pageTracker._trackPageview();
</script>

みたいなコードをそのまんまペタリと貼ってる場合が多いと思うんです。そのとき、お問い合わせボタンをクリックしたとか、ダウンロードをクリックしたとか、「ページビューじゃないけどカウントしたいイベント」があって、trackPageview()だとそれも全部サマリーの「PV」にまとめられてしまいます。
そこで、考えたのは2通りあって、
1.イベントのカウントだけ別のアカウントにする
2.ページビューをやめて全部イベントとしてカウントする
というやり方ができると思うんです。

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Yahoo! アクセス解析を使ってみたレポート

注:この記事は古いです&Yahoo!アクセス解析は現在利用を停止しています。


Yahoo!アクセス解析
Yahoo!アクセス解析

今週から、Google Analytics(以下GA)に対抗し(?)、Yahoo!アクセス解析が使えるようになったので、早速試してみました。
利用にはYahoo! Japan IDが必要だそうです。で、これまではジオシティーズでだけ使えたベータだったのが、正式版になりましたよ、ということらしい。いままであった海外版(Yahoo! Web Analytics)の日本版というイメージでしたが、どうでしょ。
レポート画面はこんな感じ↓
Yahoo!アクセス解析

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Movable typeでRSSをAnalyticsの参照元としてトラッキングする

via:Analytics日本版公式ブログ RSSフィードとアクセス解析(その2) - Movable TypeでRSSをトラッキングする方法 -

Movable TypeでRSSをトラッキングする方法があったのに知りませんでした。MTを使うならぜひですね。
実際は、RSSテンプレートにAnalytics変数を加えて再構築するだけということでした。

Movable Type の標準配信フィードであるATOMとRSS2.0の場合に分けてそれぞれどの箇所にパラメータを付加するかを例示いたします。いずれの場合も、RSS 経由であることがわかるように、Google Analyticsの仕様に合わせて、"?"以降ではじまるパラメータを付加します。

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